2022/11/11
基礎の配筋工事が終わり、定着や継手、鉄筋径や間隔などを検査をしています。相変わらず綺麗に配筋されており、問題なく終了しました。引き続きコンクリートを打設していきます。
鉄筋の径や間隔は家の重さ(柱にかかる軸力)から求めます。特に大きな窓や柱の間隔が広い時には注意が必要です。改修工事でもそれは変わらず、家の重さを支える柱の全てを計算し、絶対に抜けない柱や抜いても良い柱、盛替えで済む柱を区別しながら基礎を設計します。瓦が載ったままの場合は特にシビアです。
長い間、束石などの「点」で支えられていた家を鉄筋コンクリートの「面」に置き換え、古い構造体に新しい構造体が寄り添うことで地盤の沈下や地震に耐え、安心して暮らせるように考えています。